【FXの知識】リスクオンとリスクオフの意味とトレードへの活用方法

【FXの知識】リスクオンとリスクオフの意味とトレードへの活用方法

どうもトミオです!

 

「リスクオンとリスクオフ」という言葉をお聞きしたことはあるでしょうか?

 

FX中級者になると一度は聞いたことがあるかもしれませんが、FX初心者は聞きなれない言葉かもしれません。

 

ですが、FXで相場分析をするにあたって、リスクオンとリスクオフを知っておくことで、柔軟な視点から相場を分析することができるようになります!

 

今回は、FXのリスクオン相場とリスクオフ相場について解説いたしますので、ぜひ最後までお読みください!

 

リスクオンとリスクオフの意味とトレードへの活用方法

リスクオン相場とリスクオフ相場がそれぞれどんな相場を指すのかを知ることで、現在の相場環境から、これからどんな動きをしていくのかがわかるようになります。

 

また、リスクオンとリスクオフはFX中級者でも、用語だけしかわからない方がほとんどだと思います。

 

ですので、今回の記事でリスクオンとリスクオフについて徹底解説いたします!

 

本記事の内容は以下のとおりです。

 

  • リスクオンとリスクオフとはどんな相場状況なのか
  • リスクオンとリスクオフの違いは?
  • リスクオンとリスクオフの相場でそれぞれ買われる通貨は?

 

本記事を最後まで読むことで、リスクオンとリスクオフの知識が身につきますので、ぜひ最後まで読んでください!

 

リスクオンとはなに?

FXのトレーダー全員が「リスク」という言葉に敏感で、「今その通貨で取引を行うべきかどうか」を通貨発行国の経済状況から判断しています。

 

ファンダメンタル分析において、国の経済状況が悪くなると、その国の通貨が売られるということと同じですね!

 

リスクオンとは、「今なら安心して通貨を取引できる」という状態を指します。

 

リスクのある通貨の代表は、「金利が高い国の通貨」や中南米、東南アジア、中東、東欧などの「新興国の通貨」です。

 

一方で、リスクがほとんどなく、安心して通貨を取引できる国の通貨の代表は、われらが日本の通貨、「日本円」です。

 

皆さんご存じのとおり、日本は金利が低く資金調達に向いていることや、世界的にも安全な国だとされれているため、リスクオンにおいて日本円は最も取引される通貨のひとつです。

 

リスクオフとはなに?

リスクオフとは、リスクオンとは反対に「今は取引を行いたくない」という状態を指します。

 

具体的にどのような状態かといいますと、世界的な恐慌が起こったり、戦争や政権交代、世界的な金融の不安が広がったりした状態になったときにリスクオフが起こります。

 

リスクオフが起こると、リスクオンのときに買われる高金利国や新興国の通貨が売られ、安全な日本円やスイスフランなどが買われる傾向が高まります。

 

FXの世界では「有事の円買い」という言葉があるように、世界的に何かショックな出来事がおこると、ほとんど円高になりやすくなります。

 

リスクオフの場合は「発生元」に注意しよう!

リスクオフが起こった場合、リスクオフの原因がどこで発生したかに注目することも大切です。

 

その理由は、リスクオフの原因がどこで発生したかによって、売られる通貨が異なるからです。

 

例えば、最近ニュースにもなった「イギリスのEU脱退」が起こったときに、イギリスポンドが一番売られました。

 

また、東日本大震災など、日本で何かが起こった場合、日本円が売られ円高になった事例も、過去にいくつかあります。

 

このように、「どこで何が起こったのか」に注目することで、世界的なリスクがどこに存在するかを加味することができます。

 

リスクオンとリスクオフの違い

リスクオンとリスクオフがどんな相場状況か理解できたところで、それぞれの違いについて解説いたします!

 

リスクオンとリスクオフの違いをカンタンに説明すると、「リスクを好んで取引をこなっている状態」をリスクオン、「リスクを回避して取引を行っている状態」をリスクオフとなります。

 

リスクオンの相場では、リスクを取ることで大きな利益を得ようとするハイリスクハイリターンの通貨が買われる傾向が高く、リスクオフの相場では、利益は小さいけれどリスクがなく安定している通貨が買われる傾向があります。

 

また、リスクオンとリスクオフの大きな違いのひとつとして、「リスクオフの相場はリスクオンの相場と比べて、値動きが速い」という点があげられます。

 

なぜかといいますと、リスクのある通貨を保有しているトレーダーは、経済的不安材料がでた瞬間に、保有している通貨を全て売り払ってしまうからです。

 

以上がリスクオンとリスクオフの違いについてです。

 

リスクオフの相場では、価格が一気に下がる傾向がありますの、FX初心者は特にトレードの際に注意が必要です。

 

リスクオンの相場で買われる通貨

では、リスクオンの相場で買われる通貨はどんな国の通貨になるのか見ていきましょう!

 

先ほども述べましたが、リスクオンの相場では、ハイリスクハイリターンが期待できる「高金利国」と「新興国」の通貨が買われる傾向にあります。

 

例えば、最近多くのトレーダーを苦しめた「トルコリラ」を発行しているトルコや、南アフリカなどの、金利が高い国の通貨が、リスクオンの相場では買われる傾向が高まります。

 

また、資源国の通貨もリスクオンの相場では買われる傾向にあります。

 

資源国の代表は、石油を資源としているカナダや、鉱物を資源とするオーストラリアです。

 

また、オーストラリアと中国は、資源を輸出入している関係にあるため、中国のリスクがオーストラリアドルに影響してしまったり、オーストラリアと経済的な結びつきが強いニュージーランドも、資源をあまり保有していませんが、オーストラリアドルの影響を受けやすいです。

 

最後に、資源国や高金利国ではありませんが、ユーロやイギリスポンドもリスクオンで買われる傾向があります。

 

リスクオンで買われる代表的な通貨をまとめますと、以下になります。

 

  • トルコリラ/TRY
  • 南アフリカランド/ZAR
  • カナダドル/CAD
  • オーストラリア/AUD
  • ニュージーランド/NZD
  • 中国人民元/CNH
  • ユーロ/EUR
  • イギリスポンド/GBP

 

以上がリスクオンで買われる通貨になります!

 

リスクオフの相場で買われる通貨

リスクオンとは反対に、安全資産が買われるリスクオフの相場では、日本円やスイスフラン、米ドルが買われる傾向があります。

 

日本円やスイスフランはリスクオフの説明のときに述べましたが、この2か国の通貨はリスクオフの相場で買われる傾向があります。

 

また、リスクオフの相場では基軸通貨とよばれる米ドルも、買われる傾向が高まります。

 

ですが、米ドルはアメリカの政策金利が上がってきたため、リスクオンの可能性も出てきました。

 

リスクオフで買われる通貨をまとめますと、以下になります。

 

  • 米ドル/USD
  • 日本円/JPY
  • スイスフラン/CHF

 

以上がリスクオフで買われる通貨になります!

 

リスクオフで買われる通貨同士の通貨ペアはどうなるの?

リスクオフのときに変われる通貨がどの通貨か理解できたかと思いますが、リスクオフで買われる通貨同士の通貨ペアでは、どのような状況が起こるのでしょか。

 

基本的な考え方としては、以下のとおりです。

 

  • 最終的に安心できるのは米ドル/USDとされているため、有事のときは米ドル/USDが買われる傾向が高い
  • リスク発生した原因がアメリカにある場合日本円/JPYやスイスフラン/CHFが買われる
  • ヨーロッパで不安材料が出た場合スイスフラン/CHFにも影響が出る
  • 地理的にリスクの原因が中東から離れているというだけで日本円/JPYが買われる

 

以上のことから、リスクの原因が発生した国や地域から離れている通貨が買われる傾向があります。

 

リスクオンとリスクオフまとめ

今回はリスクオンとリスクオフについて解説いたしました!

 

現在の世界的な経済状況から、今リスクオンなのか、リスクオフなのかを判断して、トレードのときの材料にすることは、FXにおいてとても重要です。

 

取引手法やトレードスタイルなどのテクニカル分析による取引も大切ですが、リスクオンとリスクオフなどの経済的要因から考えるファンダメンタル分析も並行して行うことが、FXで勝ち続けられるトレーダーへの第一歩です!

 

今回紹介したリスクオンとリスクオフを意識しながら、これからのFX取引に生かしてください!

関連記事

経済指標

ページ上部へ戻る