FXの初心者が失敗しやすい原因とその対策とは?

FXをこれから始めようとする方は、FXに対して様々な期待を抱いていることでしょう。しかし一方で、「FXで失敗することはないだろうか」と心配している面も少なからずあるのではないでしょうか。

 

「FXで1日で1000万円失った」「FXで負け続けて精神的に疲弊し、家庭崩壊した」というような話を皆さんも聞いたことがあると思います。このように、FXで大きく負けたり精神的に病んだりする原因はどんなものがあるのでしょうか。これから本格的にFXを始める方であれば、よくある失敗とその対策を知っておかなければいけません。

 

今回は、FXの初心者が失敗しやすい原因とその対策を紹介します。

FX初心者にありがちな失敗①相場状況にかかわらずトレードをする

FXのトレード手法や目標設定について、中途半端に勉強をしてトレードを始めたばかりのトレーダーに多い失敗が「相場状況にかかわらず自分の都合でトレードをする」という失敗です。

 

「1日30pips!」という目標はダメ

よく他のFXサイトなどで紹介されている事として「まずは1日30pipsを目標にしましょう」や「1日50pips稼げば月収分稼ぐことができますよ!」というアドバイスがあります。

 

FXにおいて、このような目標設定はまったく意味がなくむしろ悪であるといえます。

 

まず、相場の変動幅はそれぞれの日によって異なります。1日50pipsの幅でしか変動しない日もあれば、1日で200pipsの変動をする相場だってあります。30pipsの利益を得る難易度は、いわずもがな後者のほうが比較的容易だといえます。

 

「1日30pips」という目標設定は、FXにおいて最も大切な「相場」を無視した目標設定だといえるでしょう。

おすすめは「負けない」という目標設定

「1日30pips」がダメな目標だといえる理由の1つとして、「焦ってトレードしてしまう」という点があります。

 

相場の変動幅が比較的小さな「レンジ相場」である場合など、エントリーポイントが全く見当たらないような日でも「30pipsの利益をとらなきゃ」と焦ってしまって結果的に全く的外れなタイミングでエントリーして、損失だけ被ってしまうようなことも少なくありません。

 

このような失敗をしない対策として、まずは目標設定を「1日の利益」にするのではなく「負けない」ことを目標にしましょう。

 

「負けない」という目標を設定することにより、「無茶なトレード」をしなくなりますので、相場環境が自分のトレードスタイルとマッチしたときだけにエントリーをするようになります。

 

FX初心者にありがちな失敗②資金に余裕がない

「FXで10万円を1ヶ月で100万円にした」という話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。FXは、少ない資金にレバレッジをかけて大きな取引を行うというタイプの取引なので、少ない資金で大きな金額を稼ぐことも不可能ではありません。

 

しかし、ほとんどの場合は少ない資金で大きな取引を行うと結果的に損失を被るだけで終わってしまう場合が多いです。

 

投資は余裕資金で行う

まず大前提として、精神的に焦らないためにも投資は余裕資金で行いましょう。

 

「余裕資金」とは、「無くなっても困らないお金」のことを指します。絶対に生活費の一部や、マンションの頭金など、用途が決まっているお金をFXには使わないようにしましょう。

 

用途が決まっているお金を投資に使ってしまうと「勝たなくてはならない」というプレッシャーに加えて「絶対に負けてはいけない、お金を減らしてはいけない」という余計なプレッシャーまでかかってしまいます。

 

これらの精神的な焦りにより、判断能力が低下して結果的に全く理にかなっていないタイミングでトレードをしてしまい無駄に資金を減らしてしまうというのはよくあるパターンです。

 

このような事態に陥らないためにも、投資は必ず余裕資金で行うようにしましょう。

レバレッジを高くかけすぎない

少ない資金で大きな建玉を建てることもお勧めしません。

 

例えば、ドル円レートが1ドル=113円であれば、口座に46000円あれば1万通貨分の建玉を建てることはできます。

 

しかし、46000円の証拠金で1万通貨の買建玉を建てると、レバレッジは24.7倍、建玉必要証拠金額は45200円になります。この場合、800円の損失、1万通貨の場合は0.08円(8pips)の下落だけで即ロスカットとなってしまいます。

 

つまり、自身の資金に見合ったトレードをしなければ少しの相場変動でロスカットになってしまう危険性が高まるということですね。

 

レバレッジに余裕がある状態なら多少の損失であれば利益へ転換するまで待つこともできますが、資金が少ない状態だとそれすらできません。「ロスカット」という形で強制的に損失が確定してしまいます。

 

負けない可能性をできるだけ低くするためにも、自身の資金に見合ったトレードをするようにしましょう。

FX初心者にありがちな失敗③損失が膨らんでも負けを認めない

「コツコツドカン」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。「コツコツドカン」とは、「コツコツと小さなイ利益を積み重ねてきたが、ある日突然ドカンと大きな損失を」という、FXあるあるを指す言葉です。

 

「利小損大」とも呼ばれますが、このように大きな損失を出してしまう原因は「損切注文を出さない」ということが原因です。

損切り注文は必ず発注する

損切り注文は必ず発注するようにしましょう。

 

損切り注文は、利益目標とは違って「何円損失を出したら損切りする」という風に決めることをおすすめします。

 

自身の1トレードに対する損失額を決める方法としては、「バルサラの法則」という、資金と通貨ペアのボラティリティに対して損切り注文を何円までにすれば破産しにくいかを算出する便利な公式があります。

 

損切り注文を出す際は、「逆指値注文」を利用してあらかじめ発注しておくようにしましょう。

 

ほとんどのFX会社で、新規注文と同時に決済注文を出す「IFD注文」というものが利用できます。指値注文で新規建てをする際は、できるだけIFD注文を利用するようにしましょう。

FX初心者にありがちな失敗④間違った知識を身に着けている、情報源が怪しいサイトやツイッター

インターネットには誤ったFXの知識で溢れています。

 

「FXは簡単に稼げる」のような夢物語や「1日30pips稼ぐことを目標にしろ」「トルコリラのスワップポイントで稼げる」など、実際の相場状況を見ればすぐに嘘だとわかるような知識がいろいろなサイトで語られています。

 

「本当にその情報は正しいのか」確かめる癖をつける

ただ、インターネットには嘘情報だけではなく、正しくてためになる情報もたくさんあります。

 

嘘か本当かを見極めるために、自分自身でその真意を確かめる癖をつけましょう。

 

例えば「ドル円で1日30pips稼げる」という事については、過去のドル円のボラティリティを見れば非常に難しい事だとわかります。

 

「テクニカルチャートがこのようなサインを出したらエントリーする」というタイプの投資手法についても、過去のチャートと照らし合わせてご自身で検証をするようにしましょう。

 

FXトレーダーが見るべきおすすめサイトとツイッターアカウント

トレード手法やトレードの心構えは過去の事実から正しいか判断をすることはできますが、最新の世界情勢やニュースは信用できるニュースサイトを参考にするしかありません。

 

おすすめのニュースサイトは「Bloomberg」「ロイター通信」などがあります。為替通貨に影響を与えそうな経済指標は、各FX会社で一覧が用意されている場合が多いのでそれを参考にしましょう。

 

Twitterを利用している方は「岡三マン」というアカウントをフォローすることをおすすめします。信憑性の高いニュース情報を最速でツイートするアカウントとして有名です。

 

まとめ

以上が、FX初心者の方がやりがちな失敗と、その対策についての説明でした。

FX初心者の方は、間違った目標設定と資金に見合わないトレード、そして誤った情報だけを取り入れることにより損失を出し、結果的に相場から退場してしまうことが少なくありません。

これらを未然に防ぐには、必ずその情報が正しいかを検証すること、あらかじめ許容リスクを決めて損切り注文を出す習慣をつけることが大切です。

何よりも、初心者の方はまず「いくら稼ぐ」ということではなく「負けない」ということを目標にすることが大切です。

以上を踏まえて、これからもトレードを続けられるよう対策をとるようにしましょう。

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